氷川 TRPG 研究室

Hikawa TRPG Laboratory

2010年7月19日 (Monday)

ビョーンさんによるインタビュー

今日はドイツ人の日本研究者ビョーンさんのインタビューを受けてきました。日本におけるTRPGの受容とTRPGを通じた学習が主な研究テーマのようです。
普段は東京を拠点にし、この三連休は、昨日のDAC愛知への参加も兼ねて愛知に来たそうです。mixi のコミュニティでインタビューに協力してくれる人を募集されていたので参加した次第。ちなみに明日からは大阪、静岡などを回る予定らしい。

静かなところがいいということで、急遽、東生涯学習センターの部屋を借りてそこで実施。実は時間が足らなくてスタバでも続きをやったのですが、やっぱり部屋借りて正解。インタビュー用の機材が結構ありましたし、喫茶店では録音も大変そうでした。10:00から始めて、途中移動も含めて終わったのが13:00過ぎ。でもあっという間でした。

インタビューは僕個人のTRPG史的な内容を中心に、雑談、TRPGを通じて学んだことなどを聞かれました。
こちらからは、(特に頼まれたわけではないけど)僕のTRPG略史と関心ごと(TRPGに限らず)をマインドマップにしたものを補助資料として持参。

ついでにドイツや北欧のTRPG状況についてもちょっと聞いたのですが、特に北欧ではライブRPGが盛んで、市民権を得て一般に通じるんだそうな。また、化学の授業で元素をカード化して化合物を作るゲームをしながら反応について学ぶという取り組みがされている、といった興味深い話を聞けました。

9月いっぱいまで日本にいるそうなので、自分もインタビューに協力します、という方は上記リンク先まで連絡してあげてください。ちなみに、なるべく日本各地の人に(つまり東京に偏らないで)インタビューしたいとのことです。


DAC2010愛知

DAC2010愛知に行ってきました。D&Dの好きな人達が沢山集まってきてました。70名以上らしい。DACはもともと東京の方で毎年開かれているD&Dのイベントですが、愛知県で活動している竜舞亭幻想世界のTRPG空間さんが中心になって今回の愛知での開催にこぎつけたそうです。ありがたや。

一応事前予約があるのですが、僕は当日参加。当日参加は8名程度と小耳に挟みましたが、もっとたくさんいるかと思いました。告知サイトによると当日参加は4thのテーブルになるらしかったのでしまいこんだルールブックを引っ張り出して会場へ行ったのですが、受付時点で Pathfinder テーブルに空きがあったので変更。

マスター朋さんと6名のプレイヤたちでセッション開始。プレイヤのうち2名までがPathfinder経験者らしくびっくり。あれ、意外と遊ばれているのか。
僕はプレロールドの4レベルバーバリアンをもらったんだけど、ロールプレイ的にバーバリアンは苦手。とりあえず最初の情報収集を始めた頃は黙っていたんだけど、途中から諦めて素でやってました。戦闘では、ラスボス戦で2回もクリティカルを出して美味しいところをもらっていくという珍しい役回り ^^

D&Dだと普段「魔物だ突っ込め」的な遊び方ばかりですが、今回のシナリオはきちんと情報収集のシーンがあり、背景設定が整合的で、しかもコンベンションの時間内に収める手堅い作りは素晴らしかった。
戦闘に関しては、敵は弱めでそのかわり状況を工夫することで手応えのあるバランスに仕立て上げてありました。ちゃんと有利な状況に持ち込めるかで勝敗が決まるようになっており、なるほどなと思いました(緩めの敵だったので、「苦戦する」くらいか)。

Pathfinder は今回はじめてだったのですが、細々としたところで改善が図られていて、あちこちに存在した「使えねー」というのがかなり改善されている様子でした。Prestige Class がなくなっていると聞いて寂しいなと思ったのですが、どうやら Variant がそれに替わるらしく、それは確かに悪くない。
ただ3.5から積極的に乗り換えたいかというとそこまでではないかなあ。


2010年6月28日 (Monday)

新PC Mac mini

ここ数カ月、現在使っているPCがほぼ毎日、フリーズするようになってしまいました。
CHKDISKやデフラグ、いくつかのソフトウェアのアンインストールなどやってみたのですが改善される様子がないので新しいPCを買うことに。
以前はマザーボードやグラフィックボードについてもあれこれ悩んだのですが、最近は重要度が相対的に下がってきたので、Mac mini にしてみました。最近出た Mac mini は HDMI と Mini DisplayPort の二つの出力ポートを備えていて、これを DVI-D の変換ケーブルでつなげば、デュアルディスプレイで使えそうなのです。そしてこれに Parallels と WinXp を載せる計画。

Mac mini には2つのモデルがあり、安い方のモデルのメモリやHDDを Apple Online Store でカスタマイズしてみると、なんか高い方のモデル以上の価格になっていったので、まあいいやと高い方のモデルを注文しました。

ところが落とし穴があって、なんと高い方のモデルには CD/DVD ドライブが付いていなかったのです。あれえ?
ちょっとショックでしたが、CDなんて初期のアプリケーションインストール以外では殆ど使わないからまあいいかといい聞かせて、セットアップ開始。

と、こ、ろ、が、また壁にぶつかります。
CDドライブのない Mac Mini には他のPCのCDドライブを自分のドライブとして利用するリモートドライブなる機能があり、Mac 用のソフトなどはこれを使ってインストールするのですが、Parallels で起動した Windows では完全にはこのドライブを認識してくれません。CDを入れ替えるとだめです。Windows 起動時にドライブ内に入っていたCDは認識してくれます。なのでひとつアプリケーションを入れるたびに再起動で概ね回避できるのですが、アップグレード製品で途中確認のためディスク交換があるやつがNGです。MS-Office がその筆頭。orz。
仕方が無いので外付けのドライブを買ってきました。しかし書き込みもできるドライブが?6000ちょっとって恐ろしく安くなってますね。

その後は今のところ順調で、デュアルディスプレイも Parallels も正常に動作しとります。そんな重いアプリもないので、パフォーマンスの点でもまあ大丈夫そうかな。もうちょっと使ってみないとわかりませんが。
それにしてもアプリケーションや環境の移行にかなり時間がかかりそう。今後は Parallels のスナップショットをごそっと移して完了、にできるといいなあ。


2010年6月5日 (Saturday)

名大祭2010

今日(6/5)、明日は名大祭。今年も行ってきました。毎年建物などの様相が変わっているのですが、今年は中央図書館にスタバが入っていたのをみて驚きました。できたばっからしい。
在学中所属していたサークル(ラガドーン、シミュ研)のほか、いくつかの研究室を見てきました。

毎年(我々の代の頃から)子供向けのライブRPGっぽいことをやっていたラガドーンですが、今年は交易をテーマにしたライブボードゲームっぽい内容。
ちょっと参加しましたが、サクサク進むし、たまにイベントも起こったりしてなかなか楽しめる内容になってました。バランスも、「ちょっと参加しても楽しい」ものに調整されていて素晴らしい。

シミュ研は例年通りボードゲームを自由に遊べる場を提供していましたが、なんかめちゃくちゃ数が増えてる気がする。軽く100はあるんじゃなかろうか。

研究室の中では、情報科学研究科”「小さな」人工世界が作る「大きな」びっくり”が面白かった。実は毎回行っているところではあるんですが。遺伝的アルゴリズムを使った進化シミュレーションをいろいろやっている研究室のようです。

心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎 (サイエンス・アイ新書 31)
有田 隆也
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おすすめ度の平均: 3.5
3 人工生命の最先端に関する貴重な本
3 「心とは何か」は遥かに遠い
5 マテリアル的な計算を考える重要さ
5 遠い先に何かが見えてくるようなわくわく感がある
2 サイエンス・アイのカテゴリーでは、工学?

20くらいの研究テーマのレジュメをもらえて、そのうち興味のある研究について講座の方がマンツーマンで説明してくれると言う贅沢な研究室公開です。
今回聞いてきたのは、

  • 多数決で進行するドイツゲームのプレイヤーの進化的生成
  • 他者への依存率を導入したゲーム

のふたつ。

前者は、Rette Sich Wer Kann という聞いたことのないドイツのボードゲームで、プレイヤの代わりとなるエージェントの意思決定アルゴリズムを、遺伝的アルゴリズムで進化させていくとどうなるか、という研究。

Rette Sich Wer Kann

まだ研究途中で、結果は出てないそうです。残念。
こういった研究成果が将来的に TRPG に活用できるようになるといいなあと楽しみにしています。

内容とは全く関係ないですが、不思議だったのがなんでこんなマイナなゲームを選んだのか。聞いたところ、java で作ったコンピュータ版が存在するかららしいのですが、ぐぐっても見つからない。

あと、シンポジオンで展示されていた「地球水循環研究センター研究紹介」は、特別興味のあるテーマでは無かったのですが、説明がうまかったので楽しめました。


2010年5月12日 (Wednesday)

Xperia

「世の中がだんだん良くなっている」ということは、IE6 のシェアの推移を見ていると、実感できます。
そして、数年後、IE6の数字が問題にもならなくなった頃には、きっとガラパゴス携帯のシェアの推移を見て同じことが実感できるようになっていると思います。というか、IE6 以上に何とかしてほしいぞ、あいつら。

というわけで、ガラパゴス携帯とはおさらばして Xperia を買いました。
GW前の最後の日(4/30)、帰りがけにたまたま店頭で「入荷」の文字を見かけたので聞いたところ、在庫有るとのこと。ただ、それが19:50くらい。DoCoMo の受付が20:00までなので、説明など受けていると間に合わないってことで翌日開通・引渡しということにしました。

あー別に全然構わんなあ、と思っていたのですが、店員さんに機種変更用5000円のクーポンが DoCoMo から届いていませんか、と聞かれてメールを確認すると確かに届いている。が、その期限が 4月30日。え、今日じゃん。開通は明日だからダメだって? orz なんという落とし穴。
まあ仕方ないので、説明を一通り聞いて、契約書にあれこれ書いて、その日は退散。しかし説明受けていてよく思うけど、あの複雑な契約条件や金額計算をよく覚えてますよね。

と、こ、ろ、が、翌日昼ごろ引き取りに行くと、なんと Xperia だけ特例で1ヶ月延長してクーポンが使えるとのこと!そりゃずーっと品切れだったんだもんね。とはいえなんか得した気分だ。

というわけで、10日ほど使っておりますが、特に不満はありません。
画面タップでシャッタの切れるカメラはとてもお気に入りです。


2010年5月1日 (Saturday)

『中世ヨーロッパの服装』

中世ヨーロッパの服装 (マールカラー文庫)
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マール社
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服飾や装飾の美麗なカラー図版本を出しているマール社の新刊で、今回出たのはまるごと一冊中世ヨーロッパの服装の本。

いま値段を見て驚きましたが、税別 291 円です。文庫サイズで小さいとは言え、全ページフルカラーでこの値段ってどういう事でしょうか。800円くらいかと思っていた……。


2010年4月5日 (Monday)

xccon2010 & 修論発表会

4/3(土)XOOPS Cube Conference 2010 に行ってきました。手抜きの感想はこちら

二次会は23:00頃終了して、お願いしていた高橋さんのところに泊めていただきました。

翌日はその高橋さんに誘われて、仲間内での勉強会(修論の発表会)に参加するため東大(本郷)に。赤門をくぐってきました。
発表者は三名で、経済学、図書館情報学、社会学とバラバラ。三名とも無事修論が通って、その報告会のようなもののようです。参加者は7名前後(途中入ったり抜けたりしたので)で、Twitter つながりだったり高校の先輩後輩関係だったりいろいろみたい。なぜかTRPGを一緒に遊んでいるてぃあごさんも名古屋からやってきたり(「なぜか」という点では僕がいるのが一番なぞなのですが)。
このような発表の場というのもいいものですね。刺激になりましたし、貴重な体験をさせてもらいました。


2010年3月28日 (Sunday)

XCCon2010 で東京へ

4/3(土)、XCCon2010(XOOPS Cube Legacy のカンファレンス) のため、東京にあそびにいきます ^^ 興味がある方はご参加ください。

終わった後は、高橋さんの所に泊めてもらい、翌日は東京でブラブラして帰る予定です。


2010年2月28日 (Sunday)

Open Source Conference 2010 Tokyo/Spring

オープンソースカンファレンス(OSC)という、年に十数回開催されているオープンソースソフトウェアの発表に参加してきました。

会社が終わった後、23:00発の夜行バスで会場の明星大学(多摩の辺り)へ。新幹線でも良かったのですが、東京駅からも会場まで結構あるので、新宿行きの夜行バスに。これだと、中央道日野という、会場に結構近いところで降ろしてくれます。
しかし降ろしてくれるのは 5:30 という早朝も良いところ。コミケじゃあるまいし、こんな早くついても。しかも雨も降ってます。とりあえずバス停から最寄の甲州街道駅まであるき、そこから、いろいろありそうな多摩センターに行ってみました。聞くところによると、会場付近にはコンビニ一軒以外何も無いらしいので(後でわかりましたが、本当にそうだった)。

多摩センターで降りて案内板を見ると漫喫があったのでそこへ。実は初めてです。適当に漫画を読み、ネットを見て、寝ていたら9:30過ぎになっていました。minahito さんが心配して電話をかけてくれました。スミマセン。

10:45ごろ、会場入り。でまあ当日の様子などははてなに書いていますので、XOOPSなど興味ある方はそちらをどうぞ。

カンファレンス終了後は、スイスの Gigamaster さんに連れられて赤坂のホテルニューオータニのバーへ。赤坂つーとモノポリーの高級なエリアというイメージしかないのですが、はい、非常に高そうなホテルでした。
スカイバーに行く予定だったようですが、満席だったため下のバー Capri というところへ。
このバーのメニューもびっくりで、ソフトドリンクは1,000円だし、サイコロステーキは4,500円。でもって、+5000円で和牛にできるそうな。最初、+500円で5,000円になるのかと思ったのですが、オプションつけると倍以上になるって・・・。自分の庶民さ加減を思い知ることに。わはは。
ちなみに7人で行ったのですが、Gigamaster さんのおごりでした m(__)m。スイスは物価が高いので、この価格でも普通の夕食くらいの感覚らしい。

終電近くまで(英語で)話し込んで、解散。僕は同じ赤坂のビジネスホテルへ移動。
いろいろとイマイチな感じのホテルではありましたが、LANが部屋にあったので僕はそれで満足でした(^ ^)。

翌日、目が覚めると10:00過ぎ。げげ、チェックアウトの時間を過ぎてる、と急いで支度をしてチェックアウト。結構雨が強く、とりあえず近くのマックに入ったのですが、ハンバーガはお売りできません、と言われる。機械が故障したそうな。まあもともと買うつもりなかったのでいいのですが。

そのあと東京駅経由で秋葉原に行ったのですが、そこでついに Suica を購入。駅のロッカの料金もこれで払えるのね。たしかにいろいろ便利そうです。
東京駅では、チリ大地震による津波のため東海道線の運行を見合わせる旨のアナウンスがしきりに流れていました。
ひょっとして帰れない?とビビったのですが、新幹線は通常通りの運行らしい。

さて、久々の秋葉原で、なにかノートでいいのないかなと探してみたのですが、結局買わず。携帯電話妨害装置とか、怪しいものも売っていて面白かった。これを使えば迷惑なケータイバカボンも一発らしい。
ちょっと予想外だったのが、メイド喫茶が多かったこと。もう下火で淘汰されていると思っていました。
しかし、雨の中、客引き(この表現でいい?)をやっているメイドさんが多く、まあやはり苦しいんだろうなと感じました。
お昼ごはんには、メイド喫茶、ではなくチャーハン店(?)に入ったのですが、これがびっくり。
500円で、量たっぷり、という文句に惹かれて(チャーハン大好きなんです)、やっているのかどうか怪しい古びた小さなその店の入口を開けたのですが、なぜか壁一面にアニメっぽいポスタがびっしり。よく見ると、フィギュアもずらりと並べられています(ねんどろいど、なのかな)。でよく見ると、ポスタはアイマスのものらしい(と書いてあるし、一部は某友人宅で見かけた顔だった)。まさに「どうしてこうなった」という感じ。外から見たときはただのボロい店だったのに。
しかし、いま店の紹介を見ても、アイマスのことは何一つ見当たらないですね。一時的なものなんだろうか(ありました。ココ)。
肝心のチャーハンは美味しかったです。量はめちゃくちゃ多いってほどではありませんので、よく食べる方は大盛りでも良いかと。
帰り際、アイマスの絵の中にあって一枚だけ異彩を放っていたのがファーザーの絵。なぜ?


2010年2月22日 (Monday)

Prezi

今年に入ってずっと XOOPS Cube Legacy 2.2 の開発とそのほかモジュールの開発に時間を費やしていました。3月くらいから戻れたらなあという感じ。

今月末の OSC(オープンソースカンファレンス)で発表予定なので、Prezi というウェブアプリ(Flash)を使ってプレゼン作っていたのですが、これが半端じゃなくすごい。



単に文章を書いてパスをクリックしていくだけで作れてしまいます。動きはソフトが善きにやってくれます。


2010年1月12日 (Tuesday)

3D プリンタでダンジョンとか

3D プリンタといえば、これで作られたD&Dミニチュアがコミケで売られるくらいには身近になってきましたが、「3Dマイホームデザイナ」で作った建物を出力するというサービスが登場だそうです。

住宅デザインソフトで作った3DCGから直接立体模型を作成する新サービス

ちと高めではありますが、そのうちダンジョンのパーツを3Dで出力して遊ぶ時代がくるんでしょうか。


2010年1月11日 (Monday)

『アバター』

『アバター』見てきました。
しかし、すごいと噂の DOLBY 3D のやつは名古屋周辺では上映していないみたい。くそー。
とはいえ、十分すごかったです。3D だから凄かったのか、2D でも凄いのか、わかりませんが。
特に飛行シーンは圧巻でした。もう一度見たい。しかし、眼鏡がずり落ちてくるし、長いので結構疲れる。ほぼ満席の人混みの中にいたせいもあってか、終わった後、頭が痛くなってきました。

最初のあたりは「ゼンドリックのジャングルってこんな感じかねー」と思いながら鑑賞。そういえばナヴィって、D&D3版以降のエルフに似てますよね。影響を受けているのか、なんとなく作るとああなるのか、どっちだろう。


2010年1月9日 (Saturday)

『武装事典』

武装事典
武装事典
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新實 五穂
誠文堂新光社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 必携書

たまたま書店で手にとった本。表紙が末弥氏のイラストなので、ゲームに出てくる武具の解説かいなと思ったのですが、中身はちゃんとした史実ベースの武装イラスト集でした。
ギリシアの重装歩兵、サクソン人の兵士、パリ民兵団歩兵などなど、1ページ1枚のイラストを中心に、解説がついています。著者は服飾史専門の方だそうで、武装部位の名称(肘あて、鎖垂れ、腰帯、鎧下etc)が示されています。
中世あたりのイラストを見ると、なんか変わったポーズだなと思ったのですが、タペストリや写本の挿絵などに描かれた兵士をイラストに起こしていたからでした。


2009年12月29日 (Tuesday)

コミケ77

この冬もコミケへ。
8:15頃東の列に並んで、入場は10:20頃。いい感じでした。今年も幸いなことに暖かい一日でした。

今回は特に少数精鋭です。

『どどんとふで始める初めてのオンラインセッション』
今回一番楽しみにしていた一冊です。オンラインセッション専用ソフト「どどんとふ」の解説本。執筆はもちろん、開発者の竹流さん。いやしかしすごい気合の入り様です。これは書くのすごく大変だったはず。
それだけに素晴らしい本に仕上がっています。

『タイムリミット午後4時15分』
久々のPARANOIA同人誌です。PARANOIAではひじょーにベーシックなシナリオです(たぶん)。なので遊びやすいと思います。

『新3D CGからミニチュアを作る本』(石膏粉末工房
夏にも買ったアイマスフィギュアD&Dミニチュアのサークルが出している HOW TO 本です。

『TRPGガイドブック ゲームマスター編』(STCP
コンベンションの開き方とかプレイヤなどに向けたガイドブックを出しているサークルで、今回はマスタ向け。
概論、シナリオ作成、セッションハンドリング、コンベンションでのマスタ、と4章構成。

『ドラゴンパスメモ4』(ろいが建設)
グローランサ漫画。


2009年11月27日 (Friday)

『テルマエ・ロマエ』

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
ヤマザキマリ
エンターブレイン

古代ローマの浴場設計技師ルシウスの物語。と書くと格好よさそうですが、実際13ページ目までは「おお、古代ローマ!」って感じの漫画でなかなか、なのですが、14ページ目で突如、現代日本の銭湯にタイプスリップするという愚かな展開。
戸惑い驚きつつも、新しい浴場設計のアイディアに詰まっていたルシウスは日本の銭湯にヒントを得ます。そうこうしているうちになぜかまたローマに戻って・・・というのが毎話のお決まりの流れになっています。
さて、当然日本人のことなど知らないルシウスが日本人を見てつけた名前が「平たい顔族」。確かに、ローマ人のネーミングっぽい気がする。


2009年11月26日 (Thursday)

about 「ウォーゲームを製作する歴史学の講義」

Thorn 「ウォーゲームを製作する歴史学の講義」

興味を引かれる研究です。近代の外交や戦争の歴史を教科書で習っていると「なんて馬鹿なんだろう」と思ったりもしますが、『ディプロマシー』とかやると身に染みて理解できますね(^ ^;。

さて、ウォーゲームとはややずれますが、『日経サイエンス』2006年1月号に「バーチャル考古学 シミュレーションで迫る古代社会」という記事が載ってまして、そこでは数百年にわたりプエブロ族の世帯推移をシミュレーションで再現し、考古学的な発掘結果と比較した研究が紹介されています。これもすごい興味深い。
このシミュレーションでは、家族を単位とするエージェントに振る舞いと属性値を与え、環境変数を設定して、どう増減していくか、どのような土地に広がっていくか、といった点を追っています。たぶん、シムシティを思い浮かべればいいんだと思う。

もちろんこうしたシミュレーション結果が、歴史学(考古学)において史料として採用されることはありえません。とはいえ無価値というわけではなく、現実を模して作られたシミュレーションの結果と、現実との差が出れば、それは何らかの要因を見逃しているか、過大評価しているか、過小評価しているということです。自分の認識を検討しなおす、よいきっかけになります。

また、シミュレーションを作ること自体、「自分がわかっていないこと」をはっきりとあぶりだしてくれます。
Thorn さんが紹介されていた講義も、それが大きな目的なんだろうと思います。
自律型のロボットを作るのと同じですね。


2009年11月24日 (Tuesday)

Google Wave 開始

先週、Google Wave にご招待いただき、ついに使い始めました(^ ^)。

Google Wave ってなんぞや、って方が多いと思いますが、うーん、なんというかメール、Wiki、チャット、掲示板を混ぜたようなウェブアプリケーションです。今年の5月に発表されて、その手の人々の間でものすごい注目を浴びました。
現在は一部のユーザに開放して可能性を探っている段階です。作った Google 自身も、どう使っていいものか模索中のようです。

で、冒頭に書いたとおり、僕も招待してもらって、この Google Wave を触ってみましたので、その感想を。

メールっぽい
ぱっと見た目、左カラムに Inbox(受信箱)やゴミ箱といったフォルダが並び、真ん中にフォルダ内のメール(Waveと呼びます)が一覧になっているので、アウトルックなどのメールクライアントっぽい印象を受けます。

掲示板っぽい
真ん中のカラムでWaveを選択すると、右カラムにその内容が表示されます。ちょうどメールの中身を表示させたような感じ。しかしメールと違うのは、ずらずらと下に返信がぶら下がっていることです。ちょうど掲示板のようです。
また、途中から参加した人が、それまでのWaveの流れを把握しやすいという点も、メールよりも掲示板に近い点です(メールだと、過去のメールを転送しないといけませんね)。

Wikiっぽい
しかし掲示板と違う(メールとも違う)のは、Wiki のように、以前の投稿を編集できる点です。どのように編集したかという履歴ももちろん持っていて、"Playback” という機能を使うとビデオみたいに投稿や編集の経緯を再生することができます。

チャットっぽい
Waveに返信したり、編集したりした結果は、同じWaveを開いている人の画面にも即座に反映されます。即座にです。デモでは、1文字入力するごとに反映されてました。

ウェブページっぽい
Waveの投稿の中には、Google Gadget を埋め込めます。もちろん、HTMLの修飾(太字や文字色など)をあれこれ施すこともできます。

さあ、わかった? 以上が、たぶん「現在」クライアント画面から使える機能のイメージになるんですが、実際にはこの外に、ほかのウェブサイトと連携したり、ガジェットを通じてほかのサイトの内容を取り込んだり、ボットを使って自動化したりといった機能が控えているようです。

ちなみに、僕は30分で飽きました(^ ^;。

なんせこれ、コミュニケーションとコラボレーションのためのウェブアプリなんだけど、今のところ知っている人で使っている人が誰もいない。つまり、一人で掲示板に書いているような寂しい状況なのですよ orz。

というわけで、数名分の招待権を持っていますので、「ぜひ使ってみたい」という方がいらっしゃいましたら Google Wave にご招待いたします。
「以下の条件に当てはまるぞ」という方は、氷川(kilica.hikawa 以下は@gmail.com)まで Google Mail のアカウントをご連絡ください(あるいはこのブログのコメントに書いてください)。

(1)TRPGを遊んでいる(または遊びたいと思っている)

(2)Google Wave のような新しいものに興味津々

(3)氷川の知り合い または mixiのマイミクになっている または TRPG Search にユーザ登録してくれている(今からしてくれてもOK)


2009年11月11日 (Wednesday)

Lingr 再開

まえに「復活の兆しが」と書いた Lingr ですが、ついに復活。
まあ前に書いたときもすでに稼動していたのですが、登録の仕方がわからなかった(^ ^;

早速TRPG用の部屋を作りましたので、ぜひ覗いてください。
http://lingr.com/user/signup?letmein=trpg
からユーザ登録できます(^ ^)

ちなみに、Lingr って何かというと、チャットです。
ただし IRC などのチャットと違い、ブラウザのみで動作します。
でもって発言ごとにパーマリンクを持っていたり、操作性が抜群で快適だったり、API を備えていて他のウェブサイトと連携できたりといった非常に完成度の高いウェブチャットシステムなのです。


2009年11月6日 (Friday)

英語版?日本語版比較

Battle: A Visual Journey Through 5,000 Years of Combat
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戦争の世界史 大図鑑
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R・G・グラント
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おすすめ度の平均: 4.5
4 兵器の歴史
5 充実の内容!

アフィリエイト経由でどなたか買ってくれたので見てみたんですが、日英ですごい価格差だ(笑)。


2009年10月28日 (Wednesday)

『全能思考』

全脳思考
全脳思考
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神田 昌典
ダイヤモンド社 (2009-06-12)
売り上げランキング: 885
おすすめ度の平均: 4.0
5 すごい賛否両論ですね・・・。
5 この本に共感し、リーダーとして行動した仲間、お会いしましょう。
1 見るべきところもありますよ
1 要約本って印象
5 すぐ役に立った

ここではあまり紹介しませんが、ビジネス関係の本も時々読みます。コンサル、マーケティング、企画あたりが多い。といっても、問題解決のためにどんな知恵を編み出してきたのかを知るのが楽しくて読んでいるところが多く、読んだのが身についているわけではなかったりします(^ ^;

本書もビジネス書で、著者はカリスマ的なマーケッター、コンサルタントの神田昌典氏(といっても、僕は本書で始めて知った)。その氏が、この10年で培ってきたノウハウを400ページ超に渡って説明してくれるのが本書というわけです。

テーマは、需要創造型のビジネスアイディアを生み出すための方法論について。さらりと書きましたが、これって、ビジネス的に説得力のある独創的なひらめきをどう安定的に得るか、ってことなので、とんでもないことです。読む前は、フレームワークがあれこれ解説されている本かなと思っていたので、驚きました。

でもって、さらに驚いたのは、どっかで読んだことあるようなことがあちこちに書かれているのです。内容が古いとか既存のビジネス書の内容の寄せ集めだとかいうんじゃなくてですね、TRPGがらみで手に取った本に書かれているようなことが解説されているんです。

一つ目のキーワードは「物語」です。商品に物語性を持たせて売る、という大塚英志氏の『物語消費論』あたりで触れられていることに近いことも書かれています。ジョゼフ・キャンベルの名前も出てくるくらい。なお、売りたい商品に物語を引っ付ければOK、という安直な内容じゃありませんよ、もちろん。

もう一つは、一部のTRPGで取り入れられているシナリオやキャラクタのランダム生成的な方法論です。『深淵』の運命カードや、ファーローズの生い立ちの決定などがその一例ですが、こういった仕組みの最大のメリットは、自分の思考の囚われず意外な、それでいて深いキャラクタ(ストーリー)が作れる点でしょう。ランダムに決まったいくつかの特徴や出来事を元に、その空隙を生めるように整合性のある設定を想像していくと、型にはまりきらない、深みを感じるキャラクタやストーリーを容易に作ることができます。
そして、それとまさに同じようなメカニズムをビジネスの発想のツールとして使うというのだから驚くと同時にその効果に納得してしまいました(もちろん、神田氏はTRPGなんて知らないと思いますが)。

そんなわけで、なんか妙な感覚で読み終えた本書でした。


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